2019年7月23日にオープンした東京ディズニーシーの「ソアリン:ファンタスティック・フライト」。今日でちょうど一年になりますが、相変わらずの人気を集めています。
さて、その「ソアリン:ファンタスティック・フライト」は英語で何というでしょう?また、その意味は?
「ソアリン」
上の写真にも写っていますが、英語のつづりは「soaring」になります。
「soar」の現在進行形です。「soar」とは「高く上がる、舞い上がる」という意味の動詞です。つまり「soaring」はその名詞なので、「舞い上がる(こと)」ですね。
「soar」という単語はまさに「鳥が急上昇して、上空で旋回している」様子を表す単語です。
例えば、
A eagle soared high in the sky. ワシが空高く舞い上がった。
A hawk was soaring in the sky above. タカが上空を滑空していた。
のように使います。「浮遊感」との結びつきが強い動詞になります。
そして、この浮遊感がぴったりあうディズニーの名曲があります。
さて、「soar」が使われているディズニーソングとはどの曲でしょう?
正解は、映画『Aladdin アラジン』の「A Whole New World ホール・ニュー・ワールド」です。歌詞の途中に
soaring, tumbling, freewheeling 舞い上がり、宙返り、自由に飛び回る
と歌っています(下の動画の1:57あたりです。)。アニメ版だとこの歌詞のところで、魔法の絨毯に乗って360度回転しています。魔法の絨毯に乗って飛び回る感じが「soar」という動詞とぴったり合いますね。
「ファンタスティック」
こちらは、比較的日本人にもなじみのある単語なので、わかる人も多いと思います。つづりは「fantastic」になります。ご存じの通り「すばらしい」を表してます。そして、もう一つ「空想的な、幻想的な」という意味もあります。こちらは、「fantastic」が「fantasy 空想、ファンタジー」の形容詞形であることを知っているとすんなり納得できる意味だと思います。
この単語はこのアトラクションにとても合っている単語です。
このアトラクションが位置する東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーは「20世紀初頭の地中海に面した南ヨーロッパの古き良き港町」です。その時代に空を飛ぶことは「空想的な」ことでした。にもかかわらず古き良き港町から「世界中の名所や大自然をめぐる空の旅」に行けることは、「現実離れしてるほど素晴らしい」と言えるでしょう。
「フライト」
こちらは、日本語にもなっているので正解率は高いですね。意味は「フライト、飛ぶこと」で、つづりは「flight」です。当然「fly 飛ぶ」という単語の関連単語です。このアトラクションにはもう一つ飛ぶことに関する単語があります。
それはこのアトラクションのライドです。ライドの名前は「Dream Flyer ドリームフライヤー」と言います。「Dream 夢」+「Flyer 空を飛ぶ人、空を飛ぶ物」=「夢の空飛ぶ乗り物」みたいな感じですね。(ちなみに、「flyer」の意味の一番は「折り込みチラシ」です。夢がない。。。)
最後になりましたが、このアトラクションの建物は「the Museum of Fantastic Flight ファンタスティック・フライト・ミュージアム」といいます。(ただ、それだけです。。。)
「ソアリン:ファンタスティック・フライト」
ということで、「ソアリン:ファンタスティック・フライト」の英語名は
Soaring: Fantastic Flight
です。意味は、「舞い上がる:素晴らしきフライト」ですね。
発音はこちら↓
音節が”soar・ing fan・tas・tic flight”なので、発音は”ソアリ・ン ファン・タァス・ティック フライッ”のような感じです。soaringの最後のgは発音しません。
公式HPの英語版の画像も添付。
the Museum of Fantastic Flight ファンタスティック・フライト・ミュージアム
Dream Flyer ドリームフライヤー
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